アイドルソング的なものを文字表現しなければいけない時の著作権問題回避のための習作2

今後アイドルもの書いてくなら必ずぶち当たるであろう歌詞の問題。
一本書いてみて、まあ練習必要だよねと。

そもそも小説書いてるときもそうだけど、世に出すとあとからいろいろ浮き出してくるわけで。
でもね、まあ、アレですよ。

本気で作詞するのは大変だと思うんですよ。特に曲先だったり、歌う人の特性を考慮して作詞したりとかは。まあでも、ここではそういうのを目指してるんじゃなくて「それっぽいものを短期間で生産する」のが目標なので。

と言うわけで第二弾です。今回は1時間コース。一本目は女の子目線の自己言及ソングだったので、今回はアイドルものにありがちの、男の子目線の失恋の歌で。タイトルはテーマと無関係に、何となくツイートした意味の無い単語。


さよならユグドラシル 詞:佐倉羽織

さよならユグドラシル
今はもう無い伝説

駅から降りて あの丘
いつも見えるランドスケイプ
何も無い駅前 ただバスを待つ

あの時は このベンチ
隣には君がいて
永遠に続く 無駄話
ゆっくり噛みしめていたね

太陽が落とす影
僕らを包むとき
一緒に一つ進んだ

さよならユグドラシル
今はもう無い伝説
丘の上見つめていた大木
思い出しながら進む

その日登った あの丘
いつもと違うランドスケイプ
光めぐる町並み 瞳に映る

あの時も 変わらずに
隣には君がいて
永遠に続く 沈黙に
そのまま微笑んでいたね

月が照らす影
あたりを包むとき
僕は一つ進んだ

さよならユグドラシル
これから続く現実
僕の影うつらない瞳を
忘れるため進む

もし次の世界に二人
生まれ変わったなら
この喜びを知らずに
暮らしていくのだろう

さよならユグドラシル
今はもう無い伝説
丘の上見つめていた大木
思い出しながら進む

さよならユグドラシル
これから続く現実
君の影 ただ
思い出しながら進む