魔法少女まどか☆マギカ #3 「もう何も恐くない」感想

と言うわけでネタバレページです。

まず。

昔の構成方法だったら、この辺までで8話とかだよなーと。いやまあ、52話前提だと、ですが。

物語上の時間がどれぐらいたっているかはわからないのですが。主人公に感情移入出来る状態にして、かつ、同じようなあこがれを必要なキャラクターに感じさせる、それも出来るだけ短い尺で。っというのは本当に大変だよなーとは思う。

先読みすると、そこにグリフシードが生えているのも、生まれたのがあの魔女なのも、見つけたのが さやかなのも、そしてもしかするとマミが先に選ばれて孤独に戦っきて、さやかとまどかが一緒に魔法少女候補生に選ばれたのも、ここでマミが離脱するのも……。(作劇上の、というのも、作品世界で起こっている事象的にも)必然的というか意図的に仕組まれている気はするんだけど、どうだろう。

ともあれ。

マミは図らずも自分の弱さを吐露してしまうぐらいに、まどかの純真の力は強かったのだろう。マミは。おそらくマミは、本当に、これで救われる。もう孤独じゃないんだという、そして、その高揚が結果として功を焦り、好きを生んだとすると。否、そう、まどかが感じてしまうのだとすると、これは大きな枷となってまどかを縛るはずだ。

そして。

この世界における魔法少女とは、たった一つの願い事を叶えるために、人知れず闇に生きる枷を背負って生きていく宿命を背負う存在なのだから。

ゲームのシナリオと違って、アニメーションは一本道だから。できれば。本筋ではせめてGOOD ENDを迎えてほしい。

(というか最近、ゲームでもないのにBAD END着地の作品が多い気がして少々食傷気味なので)

あと、キュウべえ 先生は、どうも全く感情がないわけではなく、きちんと表情を作る能力が身体的にあるのに、あえて無表情で接している気がするな。 彼も本当はつらいのかもしれんな、と、思うのは、まどか並に性善説過ぎるか?

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