※書きかけで止まってたのでちょっと古い話ですが……。
2020年4月1日。AKB48、NGT48、そしてHKT48の運営会社であった、AKSはVernalossomに改称。各グループの運営が新設されたDH、FloraそしてMercuryの各社に移管されました。
そして移管のタイミングで劇場支配人制度が廃止され、HKT48 でも2013年1月より7年3ヶ月の長きにわたりその任に当たった 2代目劇場支配人尾崎充氏が2020年3月31日をもって退任されました。
変化は実は既に起きていたようで、COVID-19感染拡大防止のための自粛要請により上演が延期されたものの、本来は分社化直後に開催されるはずだった舞台「雨の音が聞こえる」の主役に抜擢された武田智加さんは、おそらくMercuryでなければこの話は受けられなかったのではないかと自身のSHOWROOM配信で語っています。
旧AKSは、良くも悪くも小規模地下アイドル的な「スタッフの顔が見える」「臨機応変に対応する」現場スタッフと、常に商売のことを考え、えげつなく、時には理不尽に対応する経営層という本来相容れない二つの性質を併せ持つ、不思議な会社だったように思います。
ファンから見みて2層構造になっている事で「現場は頑張っている」感を出せるというメリットは確かにあったのですが、今後は(以前の言い方で言えば)現場=経営層となるわけで、そういう構造はあまりよろしくないと言う判断なのかもしれません。
さて、COVID-19(いわゆる新型コロナウイルス)感染防止の為の自粛要請により、いきなり出鼻をくじかれた感じのある Mercury の船出ですが、今のところ良い予感を感じさせる動きではないかと思います。
これから先の未来を楽しみにして行きたいと思います。