魔法少女 まどか☆マギカ 最終考察 その1

これ以降ネタバレ

まずは物語の終わり方について。
賛否両論、そして色々な解釈がある まどか☆マギカ の終わり方であるが。
おいらは以下の理由により、超ハッピーエンドなのではないかと思うのですよ。

・すべての魔法少女が、その存在意義を否定されることなく、魔法少女として生き、そのまま消えていける
・上記の副次効果として人類文明はインキュベーターの干渉を依然として受けられ、繁栄できる。
・ほむらが、まどかとの約束を果たせた
・まどかという存在が、しっかりほむらの中に残っている
・まどかママンもまどかのことをすごくかすかにおぼえている
・上条君もさやかのことをかすかにおぼえている
・インキュベーターの戦略が変わり、少なくとも魔法少女になる前に「力を使い尽くすと存在が消える」ことは事前に説明がなされている(マミの台詞、およびキュゥべえの台詞より)

「ほむらが、まどかとの約束を果たせた」についてまず補足。10話TL3でのまどかのお願いは「キュウべえに騙される前の馬鹿な私を助けてあげてくれないかな……?」と「私、魔女になりたくない……嫌な事も悲しい事もあったけど守りたいものだってたくさんこの世界にはあったから……」の2つ。
これについて、実はまどかは自己解決をしている。前者については、避難所から出かけるとき以下のようなやりとりがある。
「絶対に下手打ったりしねぇな? だれかのうそにおどらされてねえな?」というママの問いに力強く肯定しているのだ。
インキュベーターがみせた、人類と魔法少女と、そして魔女の歴史。
それは思い出して嘔吐を催すほどの事実だ。しかしそれを理解した上で、まどかは魔法少女を救うため、自分の命を対価にして叶えるに値する望みを手にした。 ほむらを、さやかを、そしてこれからの自分自身を。すべての魔法少女を救うという望みを。
そして、望みがすべてかなうのであれば、すべての魔女が救われるのであれば、まどか自身も悲嘆に暮れる必要は無い。

すべての魔女を消し去る。それは当然のように、まどか自身の魔女面も含まれるのだ。

世界を再構築し、魔法少女を再定義したまどか。
その再定義した世界でも相変わらす「魔法少女になんかならない」方が幸せなのかもしれない。けれど、おそらく、自分が魔法少女であることが拠り所となり、アイデンティティであり、生きる意味である子も多かったのではないか。
だから、それを否定してしまうのではなく、優しく見守り、受け止めて、でも絶望を迎えないようにする、っというのは、実はすごく優しいの行為なのではないかと思うのです。無責任に望むだけではなく、自らの命を引き替えにするに値する事象だったのだから。

そして、そういうまどかの思いこそが魔法少女にはふさわしいのではないか、そんなふうに思うのですよ。

と言うわけで、次回は各話構成について書く予定。

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