これ以降ネタバレ
※うんちくが入ってるから長いよ。
魔法少女まどかマギカ公式: http://www.madoka-magica.com/
グッドスマイルカフェ(現在はまどかマギカカフェ仕様): http://www.goodsmilecafe.jp/
グッドスマイルさんはフィギュアメーカーで、いわゆるリアルプロポーションの普通の(?)フィギュアから、「ねんどろいど」と言われるスケール無視のデフォルメモデルまでいろいろ出している会社です。
で、ショールーム機能を持つカフェとしてグッドスマイルカフェを経営しているわけなんですが、ここが、まどかマギカとのタイアップ企画をしているというので、行ってきました。
場所は松戸駅近くです。グッドスマイルカフェさんはいわゆるメイド喫茶営業をしているわけではなく、喫茶としては普通の(?)喫茶として営業しています。(制服はロゴの入ったTシャツ)
で、今回も営業形態としては同じです。別にコスプレ店員がいたり、なりきり接客をするお店ではないのです。(まあ、一般的に言うと「だから安心」なんですが)
さて、
まずは外見的なところから。
店舗看板。 画像はたぶん版権絵(雑誌等に提供された絵)の再利用なんですが、まるで「そんなかんじの」作品に見えますね。最終話まで見終わった人は竜宮レナ嬢バリに「嘘だッ」と思う、はず。
店舗入り口カッティングシート
これもまるで「そんなかんじの」。いや、近所のおばさん、この行列はそんなのではないのです。(あまり違わないという説)
入り口横ポスター。これもたぶん版権絵の組み合わせ。例によって「そんなかんじの」
到着時にはざっくり30人ぐらい並んでました。待ち時間はおよそ45分ぐらい。グッスマカフェ公式サイトによると19時以降は比較的入りやすいそうなので、その時間にたまたま行って大勝利、かも。混雑状況はたまに、ぐらいの頻度でグッドスマイルカフェTwitterアカウントにでもお知らせされます。
さて、今回友達と2人で行ったんですが、カウンター席でいいですか?とのことだったのでOKして中へ。
席に着くと、お冷や、紙おしぼりと、ショップカードをもらえます。
名刺大。イラストはキャラクター原案の蒼樹うめ先生によるメインビジュアル。
ショップカードの裏はいわゆるアクセスマップになってるんですが。あ、この写真は当日写真取り忘れたので、後日撮影です。ちなみに上半分に書かれている謎の文字は、この作品のためにデザインされたいわゆる「まどかルーン」三種のうち、古代文字(Archaic)と通称よばれるもので、「CAFE DE MADOKA MAGICA」と書いてあります(たぶん)
まどかルーンには小文字はない、とか、基本的に作品中で使われている単語はドイツ語、というのは実は海外の方々が解析したという。Archaicが選ばれた理由はその書体のみが全文字作品中で登場している(逆に言うとほかの書体は欠落がある)からだと思います。で、下の方の図柄は
グッドスマイルのマークとキュゥべえの目口の部分がカフェの場所です。が、地図上、「薔薇園」の魔女の口づけマーク(”あ”の部分)と、「ワルプルギスの夜」の使い魔と思われる象の画像(”い”の部分)がみただけでは何を指しているのかさっぱりわからないわけですよ。
で、帰りに実際にお店の前に立って先ほどの謎のマークが何を表しているか現実に検証してみました。(もともとが正確な地図ではないので感じ方はいろいろと思われますが……)
魔女の口づけマーク: 長浜ラーメンフクフク
象の使い魔 : ロイヤルホスト
でした。(たぶん)
で、店内ですが。
ちょっとくらめ、なのと、まどかマギカ関連のタペストリーがぶら下がっているので、雰囲気は暁美ほむらの部屋。各種シーンが描かれたタペストリー以外にも、AR台本全話分展示(一冊を除き表紙のみみられる形で展示)とか、グッスマさんから8月に出るねんどロイド「鹿目まどか(キュゥべえ付き)」とか「暁美ほむらが使ったピストルのモデルガン」展示とか常識的なものもあるんですが、むしろ雰囲気を作っているのは、「劇団イヌカレー 自画像キャラクター等身大立て看板」とか、「実物大シャルロッテ(中身)ぬいぐるみ」とか、さながらイヌカレー空間(魔女の結界の中)ですよ。あ、劇団イヌカレーさんはまどかマギカのデザインワークをしたコラージュを得意とするアニメーター集団です。
この、シャルロッテ(中身)さんですが、劇中のシーンを再現して天井から釣っています。そしてマジでかい。口は開いてるので中に首を突っ込んでマミってみることもたぶん可能。
あとカウンターには各話エンドカードの絵柄が貼り付けられていました。
そしてイベントメニュー表。
というか、通常メニューも一応やってるみたいですけど、実質皆さんイベントメニューしか頼まないのでアレがそれ。
フードが、「キュゥべえプレート」とシャルロッテ(中身)モチーフの「お菓子の魔女の執着」、ドリンクが、主人公鹿目まどか、先輩巴マミのソウルジェム(=変身アイテム、と思わせておいて実は……)をイメージした「それはとっても嬉しいなって」と「もう何も怖くない」です。名前の由来はサブタイトル=そのキャラの代表的な台詞です。
ちなみに、鹿目まどかはイメージカラーピンクなので、トロピカルピーチ味。そうそう、ピンクはピーチなのよ、当然。(この部分CV:氷上恭子)で、巴マミはイメージカラーイエローなので、マンゴー味です。数ある黄色の中からあえてマンゴーなのですね……。
若干余談だけど、このメニュー、待っている間にみられるように待ち行列に配られます(チラシ扱いなのでお持ち帰り可能)。そして、各メニューのバックは公式Webの魔女図鑑に使われているカードの図柄です。芸が細かいです。
我々は、「キュゥべえプレート」と、「それはとっても嬉しいなって」を注文。恥ずかしいので「これとこれをください」的なへたれ。
フードメニューを頼むと、紙製ランチョンマットが出てきます。ドリンクには本来特製コースターがついてるんですが、ドリンク切り替えが5/22以降にあるのもあって、コースターは品切れでした。残念。
で、ランチョンマットはキュゥべえがら……
店員さんが「食欲をそそるデザインですよねー」とにこやかに申しておりました。ええ、もう何も怖くない!
ちなみに、食事後に気がついたんですが、一世を風靡したあの台詞「僕と契約して魔法少女になってほしいんだ」が、裏面に薄く印刷されています……
っていうか。
片面カラーだけ、と、墨の淡色、もしくは灰色の特色一色とはいえ、裏面も印刷するのではコストかなりちがうとおもうんですよね。で、特に説明もされないのでこれ気がつかない人すらいるかもしれないという……グッスマさんよくわかっている、というかわかりすぎている……
そんなこんなで、最初にソウルジェムドリンクが到着。
店員さんはランチョンマットの外に置いていきましたが、そこだと隣の人が写っちゃうので、ランチョンマットの上に。(なので悪意のある置き方をしたのはおいらです)
混ぜ混ぜして飲みます。味はさわやかなピーチソーダ。でも、まどかコースターほしかったなあ……
とか何とか言っている間にQBさん到着。「それが君の望みかい?」
いわゆる一つのハヤシライス。ライスを型押ししてQB型に。特徴的な赤い目と猫口を後付け。耳にはちゃんとリングに相当する厚焼き卵スライスが。そして下部分には背中の模様を再現したと思われる赤ピーマンスライス、ハーフカットプチトマト。
味はキノコしゃきしゃき、プチトマトの酸味がアクセントになって、結構おいしかったです。
まあ、当然のように「成敗!」「そんなことをしても君だってわかっているはずだろ?」「もったいないじゃないか」
僕らはが座ったカウンター席は、QB製造場所の目の前だったんですが。
というかそれはつまり、QB製造工場の真ん前でありまして……。
これね。ルーはできあいのものではあるんですが、中に入っているマイタケ等々の具はフレッシュのものをお店で組み立てている半完成品なんですよ。だから、少なくとも一般的な喫茶店レベルとしては、お店で作っている、といっていいと思います。ガスレンジです。大鍋です。
そしてQBのライス型はプラスティックなんですが、当然既製品はないので、これのために作ったんですよね……すごい手間かかってるなあと。これで850円だからなあ。すばらしい。
ただ、当然のようにみんなQBを注文するので、QB製造をおこなっているQB職人の人は疲労困憊してました……。ひたすらQBを製造し続ける職人さん、お疲れ様です。
このあと、先ほど掲載したシャルロッテ(中身)等々、2人で交互に撮影会をしたりしてですねえ……。あーー、女の子だったらマミられてくるのになあ……
ひとしきり堪能したところでレジで精算して退店。さすがにレジ前のまどかマギカおみくじ一回100円は辞退。いやまどかが出るまで引き続けそうだったし……。
あ、そうそう。会計をすると帰りにお土産として、特別メニュー注文数だけ魔女の口づけマークのステッカーがもらえます。これタトゥーシールだったら、みんな首筋に貼るに違いない……
まあ、そんなわけで終了。
まどかコースターはタイミング的に再配布はないんだろうなあ……しょんぼり。
ソウルジェムドリンクを全種類のみたいひとは会期中三回行く必要があるわけですね。
2/23日は休み。2/24からは皆さん待望(?)の杏さや(佐倉杏子&美樹さやか)ですよ!