えーと。OA日程をちゃんと踏まえてはいるんでしょうけど、かつ、ずっと先の方を見ないと意味がわからないコメントではありますが、オーディオコメンタリーでネタバレ気味の発言をする監督の男の人って……。散々ミスだと言われたのだろうか……。
というか。
コメンタリー聞くまで気がつかなかったけど、七代目篠田麻里子様って、#1アバンタイトルの時はちゃんと「ハイライトがハート」になってるんですね。というわけで、物語開始時には現役で確定です。一三代目前田敦子失踪事件とも関連があるんだろうなあ。こういう前振り。
ディレクターズカットと言うことで。OA時に尺に入らなかったシーンが復活しております。開始告知CMに入っていた凪沙のキス顔(笑)とOPに入っている採掘場を見下ろす場所でのジャンプの謎も解けた。全体的にカットシーンは慎重に選ばれていて、作品の印象には大きく影響がないようになっている印象だけど、そのシーンがあることで出ていた奥行きがカットされてるんだなーと再認識。あとなんかSEが大きめな気もする。
あ、封入ブロマイドは東雲彼方ちゃんでした。いやはや、もはや感情移入しているので、どの研究生がきても喜べる気がするね。(そおいえば、佐倉は昔からアイドルグループに対してはDDでございました)
バックグラントについて、作品内では深く言及がないんだよね、今のところ(#9時点)。最低必要な事象は何となくわかるぐらいの補足はあるんだけど。公式Webページの用語集にはそれなりに世界背景の情報が載っていて、そこからボンヤリ知るしかなかったんだけど、ブックレットにはより詳しい前史がのっていて、わりときちんと設定は作っているんだなーっていう印象。
それまでにも小出し情報では出てたんだけど、実際におきたこと、スタッフが劇場で感じたことなどを、再構成してシナリオに組み込んでいく形で物語が作られていて、だからこそ奇をてらったというより、直球勝負な話になっているんだなあと。
実は河森さんが監督になってからは作品を見たことがない人なので、普段がどうなのかはわからないですが、本作は論理的な場面のつながりとか、理論的な正しさよりも見た目の印象を中心に演出されていて、前後と繋がっていないシーンとか、それどういう動きなの?って言うシーンも多いんだけど、まあ、それぐらいはいいかな、と。今時こんなにストレートな話は、こういうタイアップものか二次創作でないと作れない気もしますしね。
というか、河森総監督と平池監督で八代目こじはる像にずれがあるらしく、「ここはもっとこじはるっぽく」と言われて困ったと言うのにちょっと笑ったり。
BGの密度がすごく細かく描かれていると言う話が出てきて、ああ、そう言えばブルーレイでも見劣りしないディテールだなあと思ったり。
映像特典は意外に見たことがない映像は無かった的な。ブックレットはインタビューを中心にいろいろおもしろかったです。