「AS公演「765プロ定期公演 2017年6月」1回目」Behind the script

と言うわけで。エアコミケ参加作品?として、短めのを一つ書きました。
【候補生デビュー】AS公演「765プロ定期公演 2017年6月」1回目 2017年6月12日 18時公演

普段はあんまり執筆の時に何を考えたのかは書かないんですが、こう言う機会なのでつらつらと、割と長めにかいてみようと思います。

Behind the scene ならぬ、Behind the script、です。

あとがきにも書いたんですが、いろいろ考えた結果、このシリーズの世界では、AS13人はデビュー後、ライブハウスやホールで定期公演をしていて、その中で専用劇場と新しいメンバーの募集がされた、と言う設定にしました。

ミリシタ本編がチーム制も先輩後輩の関係もフラットにする方向に進んでいる気はしているんですが、私がミリシタに惹かれた所は、現実のアイドルと同じような先輩後輩の関係やチームという単位の導入だったと言うこと、そしてこの作品はそんなグループアイドルの世界に寄せた設定である事などを考慮した結果、AS組の公演が始まり、そこに前座やBDで候補生としてシアター組がデビュー。その後AS組公演へのアンダー出演を経て、シアター組全員正規メンバーに昇格して、新たに3チームが発足。という流れにすることにしました。

さて、そうしたときに39人全員、劇場初日にデビューさせられないなあという問題にぶち当たります。この辺はわりと簡単に、劇場盤アイドルマスターに候補生として登場した7人が一番最初にデビューしたメンバーとする方向で行くことにしました。

でも最初は7名とも前座で、って思ってたんですよ。セットリスト作るまでは。

セットリストはアイドルマスター2付近のモノを中心に、Youtubeで、プラチナステージ、ステラステージのMVを聞きながら構成していきました。

一番最初に現在の形になったのはユニットパートで、フタリの記憶 から 隣に… の流れは絶対に入れたかったのと、やよいおりを同じユニットにしたかったので、パート最後に。そうするとパートの最初は盛り上がって始めたいなと思ったので、オーバーマスター。亜美真美は同じユニットがいいなーって思ったので、スタ→トスタ→。

目が合う瞬間は最初、千早、真、律子で考えていたのですが、あの曲の振り付けって、1stポジションがボーカル、2nd/3rdポジションがバックダンサーのような振り付けだなって昔から思っていたので、思い切ってソロ+BD候補生二人にして、その分をいっぱいいっぱいに持っていこうと。

あとは、M01は絶対にMUSICにしたい。合い言葉はスタートアップはどこかに入れたい。アンコール最終曲は my song にしたいと、そういう感じでうめていきました。

MCはシアターメンバー(候補生)の所から書き始めました。

候補生の自己紹介に年齢を入れたのは、48Gではそう言う事が多いというのと、このみさんのデビューをこの後に書くとしたら、容姿とのギャップのはなしはその時にすませておきたいなと言うのがあって追加しました。

候補生のコメントがみんな短いのは、緊張していて普通はそんなにしゃべれないよなと言うところから。星梨花は舞台の上で物怖じしないで思った事をきっと話すだろうなと思って、最後に。17歳、18歳のお姉さん組はちゃんと考えてきてるだろうから長めに。そんな感じに書いてみました。

この時点では、候補生は全員先輩に対して敬語です。まだ関係性が出来てないからという理由なんですが、この作品では先輩後輩別チームにしたので、どこまでミリシタ準拠の呼び名にするかはまだ考えています。個人的にはHKT48の子達の「敬語混じりタメ語」的なのが可愛らしくて好きなので、Officialより少し敬語感が残った感じになる気はします。

開始前の影アナは春香に。まだ公演のスタイルが決まってない状態だろうなと言うところで、他のホールではあったであろうドリンクコーナーへの言及や、喫煙コーナーの扱い、コメントのしめ方とかは既にかいたP公演とは変えて書きました。

MC1の自己紹介も、形式張った感じと言うよりはフリートーク+名前くらいの感じにして、後に候補生がMCしやすいようにお題が発生する、と言う流れを想定してみました。

いままでの架空MC採録はPixiv見積もりで60分を超える文字数だったんですが、実際のMC起こしをHKT48の公演で試しにやってみたときと比べると1/3以下の文書量だったんです。なので、#1,#2,#3と文書量は増える傾向にあったんですが、「長め」という感想もいただいているのもあって、短くしてみました。

やよいちゃんのインスタント玉子スープの話は、これまたあとがきにも書いたんですが、実際に中学生メンバーがMCで話したネタを元にしました。でも最初からこのネタでって思ってたわけじゃなくて、書き始めたらあのネタになっちゃった的な感じです。

この一連の作品は「ミリシタ世界の熱心なファンが記録ブログに書いた内容」という体裁なんですが、今回はファンのコメントをあえて入れませんでした。

これはこの時点ではASのファンで、いつものようにMCレポかいているだけのファンの文章という想定だからなんです。この後、架空の筆者である彼はシアターメンバーに推し変して、世の中に彼女たちを広めるために、全公演のレポを書く決心をするわけです。

どこにも出すつもりがない裏設定としては、その「架空の筆者」の人は、最初は天海春香推しだったのが春日未来に推し変したって言うことがあります。(それを何となくファンのコメントパートで出せたらいいなーとも思っています)

さっきのメンバ-間の継承の部分とか、「候補生」とかの部分も含め、時系列で矛盾が出ないように過去発表作については補正をいずれしようと思っていますが、まずは脳内で置き換えていただけると幸いです。

まあ、そんなわけで。きっと誰も気にしてない執筆の裏側を書いてみました。

お楽しみいただけてたら幸いです。

AIRコミケ

2020年はそもそも特殊な開催形態が予定されていました。

通常夏コミはお盆の近辺に行われるのですが、2020年はオリンピックの開催が予定されていて、諸々の調整の元、ゴールデンウィーク中の5月2日から5日が会期となっていました。

しかし、3月27日。COVID-19感染拡大防止の観点から、全日程の中止が発表されました。

まあ、それから色々あって。本来の開催日の近くに同人誌を出そうというムーブメントを経て、一般参加者含めたAIRコミケ的な流れになったという理解なのですが。

いざ始まって、準備会の公式アカウントからも過去写真を使ったツイートが流れてくると、ちょっと寂しい気持ちになりますね。

さて。

私も、サークル マドカミ町奇譚として 5月4日 南ウ-19b に。それ以外の日も何日か一般参加者として参加予定でした。

他のサークルのように実際に本を作るところまではしないのですが、本来の参加日である、5月4日の10時に、pixvで、架空MC採録の番外編、AS組の公演MCを公開しようと準備しています。

少しでも楽しんでいただけたら、幸いです。