C91 ありがとうございました

C91 2日目終わりました。

朝死ぬほど風が吹いていたので心配だったんですが、ウチのスペースには風が吹き込んでくることもなく、まあまあ平和な感じで。

新刊、大体予想通りの売上でした。ありがとうございます。少しでも楽しんでいただければ幸いです。そして既刊の神は死んでいるか?の一巻の方は、おかげさまで手元在庫分完売です。若干書店委託分がありますので、もしよろしければそちらも。

デレマスの無料頒布本もまあぼちぼち。既刊のRestart for newgenerationsも実は結構買っていただけてまして、手元在庫が多分残り1冊な感じでした。ありがとうございます。

そう言えば、ゆなゆな③の手元在庫が完売しました。Alicebooksさんに委託していている分も残部僅少です。

記憶としては今回はまったりな感じだったのに、精算してみたら結構お買い上げいただけていてなんかちょっと嬉しかったです。

本当にありがとうございました。
3日目参加の方、頑張ってくださいというか、佐倉も一般参加するのですが。

あ、そうだ。
いつも売り子さんをしてくれている夜桜真里亜さんが、今回は3日目にサークルを出していまして。
なんとソノシートを頒布します。私もレーベルとジャケット、インナースリーブのデザインクリーンナップで参加しています。(松城 慧名義)
ソノシートは聞けないよ!って言う方は動画でも見られるようになっているようなので、もし興味ある方はよろしくお願いします。

西ら36b「よざくら音工房」
webカタログ:https://webcatalog.circle.ms/Circle/13017274
告知ブログ:http://ameblo.jp/mariayozakura/entry-12233433883.html

 

神慮の機械さんのデレマス近未来小説に対する感想代わりの三次創作小説

知人でもあるサークル神慮の機械の維如星さんがデレマスif近未来小説「シン・デレマス・オルタネイティヴ エピソード7」のプレビュー版を今回のC90で出されてまして。
何か感想を公の場にさらしておかなければという義務感に駆られたたんですが。
ありきたりな感想より、3次創作しちゃおうかなという気分になりまして。
推敲なし、一発書きで書いた3次創作小説を以下に掲載します。
(あとで誤字ぐらいは直すかも)
あの世界観でかいても佐倉の小説はこうなっちゃうんだな。と、書いてみて思った。
なお、「シン・デレマス・オルタネイティヴ」に出てこない固有名詞は佐倉が勝手に付けたもので、本編に出て来る保証は無いですし、多分出ません。設定とか聞いているわけではないと言うことをご了承ください。

あ、ちなみに「エピソード7」というのはスターウォーズにかけただけなので、今年出たプレビュー版、そしてきっと冬に出る本篇は最初の1話です。とのことでした。

というわけで。

——-
僕がパンプキンキャリッジに着いた時にはもうすでにいつものメンバーはそこで雑談をしていた。

僕は正確には「アイドルの現場」を知らない。華やかだった過去の記憶は先輩ファンの方々から聞いたモノだったし、華やかなステージワークは地下に落ちている動画でしか知らない。
当初この世界に飛び込んだ時、あの華やかな雰囲気とは全くちがう地下な感じに戸惑いはした。
けれど結局僕はこの雰囲気が好きでここにいる。

受付で予約アイドルの名と自分の通り名を告げ、精算する。ドリンクチケットは結局「コーラという名の何が混じっているかよく分からない飲み物」に替えた。
「ちーす」
「ルーク殿、今日は遅かったでござるな」
エルアイういたん推しの集団。といってもいにしえの親衛隊やら選挙対策委員会のような組織的なモノではなくて、単に数人の集団ではある。
けれどリーダーは何処で調べたのか「オタク」スタイルの話法を操る猛者だった。
「いや、野暮用で。でも今日は人が多いっすね」
「入れ替え戦やからな」
まだアイドルは非合法だった頃、関西のライブハウスが一斉手入れに合ったとき、当時の推しの機転で逃げ出し、当局に拘束され引っ立てられていく彼女にアイドルの未来を頼んだよと託されたから、東京までやってきたのだと語る彼。
彼にそう言われて振り向いてみれば、エルアイの他の二人、あいりすとゆうこすの推し以外に、確かに今まで見たことの無いファン達が、異質な雰囲気を漂わせてそこにいた。
通称入れ替え戦、正式名称優先出演権争奪ライブは通常数組のアイドルが、チームが少人数であれば全員で1曲、人数の多いところではメンバーから精鋭を選んで対戦する。
数組の中には既にその箱で優先出演権を持っているチームはもちろん、ほぼ同格で場合によっては権利を奪取できそうなチーム。それからどう考えてもまだまだ実力が足りないチームが入り交じって、概ね4組ぐらいで対戦する。
実力が足りないチームと言っても侮れず、そもそもエルアイ、正式名称Lアイズの所属するチーム、ホワイトストロベリィが優先権を取得したライブは歴史に残ると言われている大金星だった。
ファンもそれぞれの集団で牽制が始まっていて、一見それぞれが雑談をしているように見えて聞き耳立てて他のファンの話を聞いていた。

「何を浮かない顔してるでござるか?」
リーダーが僕らの集団では唯一の女性、通り名「ポン」ちゃんに声を掛ける。
「――ういたん、挨拶に来ないね。いつもだったら『今日はよろしくね』とか言いながら顔を見せてくれるのに、まさか」
そこまで言って彼女は言葉を繋げられなかった。
「今日は大事なライブだから、楽屋で集中しているのでござろう」
そう言っているリーダー自体、口調が暗くなっていく。僕も何か嫌な予感をぬぐい去ることは出来なかった。

客電が落ち、ライブが始まる。
出演順は通常キャリアの短いものから最初に歌っていくことになっている。優先出演権争奪ライブの場合、トリはキャリアに関係なく優先権を持つチームがつとめると決まっていた。
最前はそのユニットの推しに譲るという慣習はあるものの、基本的にはどのユニットも全力で応援するのがファンのたしなみだった。
ましてや、僕らは優先権持ちのファンだから、どのユニットも最高に盛り上がったけど、やっぱりうちが最高。その流れが出来ないのなら後味悪く終わってしまうことは僕らには常識でさえあった。

3組目のユニットが歌い終わって、彼女たちのペンライトカラー、赤緑白の「お寿司」からエルアイの黄色一本持ちに替える。
最前が空いたのを見て、他のメンバーを推す仲間達と最前に移動する。
幕が開いたとき、そこにはチームリーダー、かほほんこと夏帆をセンターに、メンバーでは無い子が二人並んでいた。
「みくにゃんとりーなが……」
オタク話法を使うのも忘れてリーダーが呟く。僕らは事態を悟ってうなだれた。
「いつもホワイトストロベリィを応援してくれてありがとう!今日は大事な優先出演権争奪ライブ。このライブで今回もトリを務めさせて貰えることに、いつも応援して貰えることに感謝します」
夏帆に続いてみくが口を開く。
「大事なライブ。ホワイトストロベリィは、Lアイズのあいりす、ういたん、そしてゆうこすに託して準備してきたんにゃ」
再び夏帆。
「でも三人は、急に留学が決まって、その準備のために今日の舞台には立てないことになりました」
「私たちは絶対にぜーったいに、いつか帰ってくる3人を迎えるこの場所を守っていかなければいけないにゃ」
私たち、ホワイトストロベリィ。彼女はそう言ったけれど、彼女がメンバーでないのは他のアイドルのファンもよく知っている。
みくと李衣菜。この界隈では名を知らぬ者などいない名アンダー。
メンバーでも無いこの二人が優先出演権争奪ライブに呼ばれてそこに立っている。
つまりはそう言う事だ。
彼女たちをファン達が影で呼ぶ二つ名は「おくりびと」
僕達は真実を理解した。
「──そんなわけでLアイズのみんなはお休みだけど、三人にも届くように全力で歌いたいと思います!」
曲前最後の煽り。李衣菜の声が耳を通り抜けていく。僕の隣でポンちゃんが声を出さないように頑張りながら泣いていた。
夏帆がしもて側に下がって李衣菜がセンターに移動する。イントロが流れ曲が始まった。
「みくと李衣菜は赤と青や」
会場が本来のエルアイカラー、黄色に埋まる中、ぼくは指示に従ってペンライトをもう一本灯して、青と赤の2本持ちに替えた。
最前に並んだ他の二人のメンバーのファン達も、2本灯して、もしくは1本持ちのまま、何人かがペンライトの色を変えていた。
曲が1サビにかかる頃、僕は突然の出来事に涙を流すことさえ出来ずに、全力でみくコールをしていた。

END

C88ありがとうございました!

まどか☆マギカの本は今まで通りに出た感じですが、新刊のオリジナルがちょっと、あとAKB0048の藍田織音本がでました。

いや、お買い上げいただいたのが藍田織音ちゃんのWOTAの方(特攻服着用!)で、委託だそうですが藍田織音ちゃん本の新刊をいただきました。ありがたや!

会期中はちょっと読む時間がなかったので、会場から宅配搬出した荷物が届くのを楽しみに待っています。

なんだか同志?がいると心強いですね。佐倉もAKB0048の新刊を仕上げなければ!(構想はあるんですけどね)

あとですね。ねこのしっぽの社長様がご挨拶にわざわざ来ていただきまして。ねこねえさん本の宣伝をリツイートしていただいたのを覚えてらっしゃったみたいで。ここ最近はねこのしっぽさんで印刷してないのですが、またねこのしっぽさんで刷れるぐらいの本が出せるといいなあと思っています。(いまは出数の問題でオンデマンドの印刷所をメインに使っています)

いや、本当に書き始めた頃はねこのしっぽさんの受付のおねえさんにめっちゃお世話になったので。とてもうれしかったです。

そんなわけで。コミックマーケット88、ありがとうございました。

コミケットスペシャル6 ありがとうございました。

今回も「マドカミ町奇譚」名義で参加しました。

相変わらず桜月奇譚としての新刊がなくて申し訳ないのですが、AKB0048の本が若干でまして。まだまだ知られていないサークルなのだなと思うと同時に、全然新作がかけてないのを心苦しく思っております。

次回はCOMIC1☆9になると思います。参加名義は同じく「マドカミ町奇譚」です。
今後もよろしくお願いします。

本の杜6、ありがとうございました!

まあ、新刊のオリジナル短編は……もっと頑張ります。

とにかくサークル間交流が楽しいのですよ、本の杜は。体力とかお家遠いとかの理由で打ち上げには出られないんですけどね。

正直、思ってたよりも売れました。ありがとうございます!

思えば本の杜としては始めて参加費用を売り上げが上回った気がする。(まあ純利益ベースだと全然赤字ですが)

何はともあれ、手にとって下さった方々、勝ってくれた方々に感謝感謝です。

ありがとうございました。

 

C86、ありがとうございました!

例によってマドカミ町奇譚名義での参加、そして今回コミケ新刊はなくて、6月に別イベントで出した、まこっちゃん本、そなてぃー本がコミケ初登場でした。

指名買い一番は東雲楚方本でした。AKB0048の本は、刷数が多くないのでどうしても高くなってしまうのですが、特殊装丁の分は持ち出しでやらせていただいていて、実は超赤字なんです。けど、それが良いのか悪いのかはお求めいただいた方の判断にゆだねるとして。

らぶりーでぃず。全体を3パートにわけていて、襲名後、本篇サイドストーリー、襲名後みたいな構成なんですが、文章で描けそうなアイドルのお仕事で、まだ出していないもの、ということで襲名後パートはラジオ番組風にしてみました。継いだ名前のキャラクターと、元々の本人のキャラクター、そして年齢が上がった分を加味して、書いてみました。真ん中は本編のそなてぃーな感じで頑張ってみました。お話しの都合上、他のメンバーとのからみがあまりない本なんですが、楚方と言えば鈴子なので(?)1カットだけ鈴子を出しています。次は鈴子を書こう思っていて、まだ構想を考えている所なんですが、この本の登場カットが伏線になってるようになったら良いかなあと思ったりもしています。

かたみみバニーはハジけない。真琴って、ビビリだと言う設定の本編。でもそれだけなのかなって思って。実はうまくいかない分だけストイックな要素があるんじゃないかなと。あと、2期の冒頭までほぼ標準語だったのが、途中から声の担当まおきゅんに寄せていったのか、急に関西弁(浪速スター言葉?)がどんどん出てきた印象があって、そこに、切り替わりのエピソードがあったら良いのにと思って書きました。

ちなみに既刊でのご指命第一位は藍田織音ちゃんでした。

というわけで、何とか頑張って、最低でも77期は全員書きたいんですけどね。イヤ頑張ります。

あと桜月奇譚的には別のジャンルにも挑戦していきたいなと思っています。よろしくお願いします。

本日は桜月奇譚の本を手にとっていただいて、そして、お買い上げいただいて、本当にありがとうございました!

 

 

COMIC CITY 東京134ありがとうございました。&ダウンロード販売開始のお知らせ

作品別バナーを作ったところで、力尽きていて事前告知が全く出来ていませんでした。ごめんなさい。

COMIC CITY 東京134無事終了しました。マドカミ町奇譚名義だったし、オンラインカタログもうまく更新できなかったので、桜月奇譚の本が出ていると認識していただけてなかったかもしれません。反省。

横溝真琴本「かたみみバニーはハジけない」、東雲楚方本「らぶりーでぃず」の正式版が刷り上がりました。

今回は装丁をがんばった。かたみみバニーはハジけないは箔押しをしたんですが、思ったより派手になりすぎたかも。らぶりーでぃずは、トレペ表紙+熱を加えたところが半透明になる特殊紙を使った口絵というものだったんですが、狙い通りに出来て大満足。ただ、この湿気の多い時期にトレペ表紙は無謀だったかなとは思いました。

COMIC CITY 東京134いらっしゃった方、ありがとうございました!

次は夏コミに出ます。例によって「マドカミ町奇譚」名義です。1日目金曜日東5 ピ33aです。よろしくお願いします。

そして、桜月奇譚唯一のAKB0048ではない本(現時点)、同人誌印刷会社イメージキャラクター、ねこのしっぽさんのねこねえさんの二次創作小説本という超ニッチな本を、DiGiKet.Comさまにて団ロード扱いさせていただくことになりました。「ねこねこシンドローム」」のページはこちらです。

よろしくお願いします。

C85 ありがとうございました

桜月奇譚としては、新刊が出せず、既刊のみのコミケとなりました。

それでも多くの方に手にとってお買い上げいただきました。

 

印象としては一条友歌本がじゃっかんですが多く出た感じでした。

 

次回は当選していればCOMIC1☆8に参加します。何とか一冊書きたい!

 

 

デレ隠し味、お疲れ様でした。

佐倉的には2日連続イベント参加、それぞれ新刊頒布開始、やっちゃいました。ワイルドだろ?(死語)

改めまして。ご来場いただき、佐倉の本をご覧になっていただいた方、お買い求めいただいた方、ありがとうございました。

えーと。まさかの両隣欠席というか、デレ隠し単体で見るとサークル参加者が少なかったりとかありましたが。ある意味小説でスミマセン挿絵も無くてスミマセン的な。でも本当にいっぱい手にしていただきました。イベント限定サークルカード(無料頒布版)も全てお嫁に行きました。

次は11/18の文学フリマです。よろしくお願いします。

プリキャラ(隙間フェスティバル内集合イベント) お疲れ様でした!

主催のねこのしっぽ様、お疲れ様でした。公式資料集公式イラスト集献本いただきありがとうございます。これは続きを書けという……(笑)

まずはご来場いただきました方、佐倉の本をお手にとっていただけた方、そして、お買い上げいただいた方、本当にありがとうございました。

内心あんまり売れないだろうなあと思いつつ、強気で刷ったんですが(そして書店委託まで試しにかけてみたんですが)いや、普通にオンリーの売り上げがありましたね、まどかマギカの。とらのあな様も委託とっていただけましたしね。ねこねえさん人気。

本当はほぼ全サークルに言及したい!けど、きりが無いのでとても心にとまったところのみで失礼します。

なんと言ってもサークル「画-ガオウ-王」さん。お値段は言い値でいくらでもかまいません、そして代金は全額寄付するのでコーシン出版さんのイメージキャラクター「画王」君型の募金箱に入れてください、という企画だったのですが。たまたまその時小銭がなくて、かっこつけでも何でも無く千円を入れたら、PP不織布のソフトバッグをおまけにつけてくれました。(金額が多かったからかも知れない) これがですね、後に撤収時に大活躍!本も変形裁断の正方形の絵本のような仕上がりの本で、コミカルなタッチながら印刷所で大体何が行われているかが大まかにわかる本になっていました。

サークル「ほおぷと中の人」が無料で頒布していたほおふTHEファンタジーの内容もさることながら本の仕様の本気度が半端ねえ。角丸、箔押し、エンボス、本文(通常)用紙替え、および、別用紙差し込み、本文インク替え、小口塗り、遊び型抜き、口絵(トレペにオンデマンドフルカラー印刷)、巻末付録差し込み等々。遊び紙型抜きはやってみたい!

そして「ヒロカワールド」さんと「プリキャラ準備会 with ねこねえさん親衛隊」さん!佐倉、二次創作書いた後に原作本(的なモノを)入手しましたよ!これは続きを書けという……(略)

最後にサークル「はてな」の右井様。仲良くしていただきました。感謝感謝。本の内容が“専門的”すぎて笑いました。楽しい。

というわけで、想像以上に楽しいイベントでした!皆様ありがとうございました!

というわけで、明日は神田で「デレ隠し味」ですよ!新刊もあるよ!